こんにちは。歯科医師の余です。
今回は前回に関連して、
一般的に生理的機能の範囲で1日の歯の接触の総時間は、
思い当たることがある方は是非ご相談下さい!
こんにちは。歯科医師の余です。
今回は前回に関連して、
一般的に生理的機能の範囲で1日の歯の接触の総時間は、
思い当たることがある方は是非ご相談下さい!
こんばんは、副院長の金子です!
歯の着色、気になりませんか?
歯の着色はなぜ起こる?
歯の着色の原因は主にこれら4つです。
1)食品由来のもの
2)神経が死んでしまっているもの
3)詰め物の変色によるもの
4)生まれつきのもの
では、それぞれ解説していきましょう。
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1)食品、嗜好品由来のもの
コーヒーやワインなどのステイン、お茶などの茶しぶ、タバコのヤニなど、歯そのものの着色ではなく、表面のみの着色です。
表面の着色によるものなので、歯科医院でクリーニングを行うことで落ちるものが多いです。
2)神経が死んでしまっているもの
大きな虫歯や、ぶつけた衝撃などで神経が死んでしまっている場合は経年的に歯全体が変色してきます。この場合、歯そのものの変色ですのでクリーニングでは落とせません。かぶせものや歯の内面のホワイトニングによる対応が必要です。
3)詰め物の変色によるもの
特にレジン(白いプラスチックのつめもの)は経年的に変色が起こりやすく、残っている歯の部分との色の違いが出てきます。詰め物をやりかえることによって改善が可能です。
4)生まれつきのもの
歯の色が変色する先天性の疾患がある場合。これもクリーニングでは落とせません。被せ物やホワイトニングによる対応が必要です。
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最後に、
着色と虫歯とで、見た目だけでは判別がつきづらい場合がありますので気になる方は検診を受けていただくことをお勧めします!
最近歯の色が変わってきた気がする、昔から歯の色が気になっていたという方も一度クリニックで検診を受けてみてはいかがでしょうか。
こんにちは。
副院長の安藤です。
今回は歯の神経の治療についてのお話です。
みなさんは歯の神経の治療をしたことはありますか?
歯は、健康な状態では神経は生きているのですが
むし歯で歯が溶けてしまい、神経の中までむし歯が進んでしまうと
神経が汚染されて、かなり痛くなります!
そのまま放置してしまうと神経が死んでしまうのです。
そのため、深いむし歯の場合は神経をとる治療を行います。
神経の治療って痛いの?
どれくらいの回数がかかるの?
歯の神経を取ったらどうなるの?
よく、治療を行う際にこのような質問をされます。
今日はこのような疑問にお答えします。
まず、神経の治療の際はほとんどの場合、麻酔をかけます。
麻酔をかければ治療中の痛みはありません。
ただし、神経が炎症を起こしている場合、麻酔の薬が効きにくくなってしまうことや、治療後数日間は痛みが出ることがあります。
そのような時は鎮痛剤を服用してもらいます。
また、歯の神経を取る治療は、一度では治療が終わらないのです。
歯の神経は奥歯では2~4本くらいの神経が通っていて、
全ての神経を取って、根の中のばい菌を消毒するにはかなり回数がかかるのです。
前歯では通常2~3回、奥歯だと4~5回以上かかります。
この間に治療をやめてしまったりすると、神経の中にばい菌が入り、更に治療期間がかかってしまうことがあります。
根気のいる治療になりますが、治療をしっかり終えることで
歯の寿命も変わってきますので、神経の治療の際は時間がかかってもしっかりと治療を終えないといけません。
最後に神経を取った歯はどうなるのかお話します。
神経を取った歯は治療を終えればまた、噛めるようになります。
ただし、神経を取った歯は少し脆くなる傾向があります。
元のむし歯の状況にもよりますが、割れてしまうことがあるのです。
人によって噛む力は違いますが、割れるのを完全に防ぐことはできません。
このため、できるだけ歯の神経を残すように
むし歯を作らないようにすることが大切です。
むし歯が小さい段階で発見できれば、歯の神経を取る必要もありません。
定期的な歯科医院でのチェックを行いましょう。
また、神経を取らなくてはいけない場合、
神経の治療をより精密に行うことができるマイクロスコープという顕微鏡があります。
通常の神経は目に見えないほどの大きさですが、このマイクロスコープによって、神経をよく見ながら治療が可能です。
(マイクロスコープ治療は、自費診療となります。)
詳しくはスタッフまでご相談下さい。
安藤
こんにちは。歯科医師の余です。
今回はブラキシズムについてです。
ブラキシズムとは咀嚼筋(咬むための筋肉)
ブラキシズムには、歯を食いしばるクレンチング、
また、ブラキシズムは睡眠中でなくても起こりますので、
睡眠時のブラキシズムは、成人の多くの方にみられます。
そこで、
ナイトガードは、
顎の疲れや歯のすり減りなど気になる方は、是非ご相談下さい。
こんにちは。副院長の安藤です。
今回は歯のフッ素についてです。
みなさん、フッ素は歯にいいと聞いたことはありませんか?
フッ素ってどんなもの?いつから塗ればいいの?
そんな疑問にお答えします!
フッ素には、歯医者さんで塗るフッ素、お家で使うフッ素の二種類があります。
まず、歯医者さんで塗るフッ素についてです。
歯医者さんで塗るフッ素は、非常に高い濃度で一年に2~4回くらい塗ります。
歯が生えたら塗ることができ、歯を丈夫に、むし歯になりにくくしてくれます!
特に乳歯や、生えたばかりの永久歯に効果が高いと言われていますので、
永久歯が生えそろうまで、定期的に塗ることをお勧めしています。
うがいができない子の場合は、飲み込んでしまうとお腹に負担がかかることがあるため、
当院では、うがいができるようになったお子さんを対象にフッ素を塗っています。
次にお家で使うフッ素ですが、これにはジェルタイプのものと、うがい薬の2種類があります。
歯医者さんのものより、濃度が非常に低いため、毎日使うことができます。
低い濃度ですが、毎日使える為、歯が溶けるのを防ぐ効果が高いといわれています。
どちらのフッ素もむし歯を防ぐ効果があります。
しかし、フッ素を塗っただけではむし歯は防ぐことはできません!
大切なのは毎日の歯磨き、食生活、歯医者さんでの定期検診です。
これらがきちんと行えていないと、フッ素の効果はなくなってしまいます。
当院では、お子さんの歯が生えたころから検診を行うことができます。
また、お子さんのむし歯予防には、親御さんのお口の中の状態も関連するといわれています。
是非、親子で定期検診に行って、一緒にむし歯を予防しましょう!
*フッ素塗布は一部保険が適用されます。お口の状況によって異なるので詳しくはスタッフまでお尋ねください。
おはようございます!副院長の金子です。
「親知らずって抜かなきゃいけないの?」
よくいただくこの質問について今日はお話ししたいと思います。
初めに答えを出すと、
親知らずだから必ず抜かなければいけないというわけではありません。
その歯の状態によるということです。
親知らずの正式名称は、第三大臼歯。20代から30代にかけて生えてくることが多く、生えてこない方もいらっしゃいます。
他の歯に比べ、
内部の構造、生え方、生える時期において非常に個人差があるのが特徴です。
そんな親知らずですが、
患者様へ抜歯を提案する条件としては、
①生え方により汚れが溜まりやすく、虫歯になるリスクが高い
②腫れ、痛みを繰り返す
③①により隣の歯も虫歯にしてしまうリスクが高い
④すでに深い虫歯がある
⑤汚れが溜まり口臭が気になる
などが挙げられます。
一方、真っ直ぐ生えており、しっかり噛み合っている親知らずの多くは、抜歯の必要はありません。
上に書いたものはあくまで一般論でありますから、
その親知らずの抜歯が必要かどうかは、実際の状態を見た上での判断となります。
一人一人違う親知らず。
「自分の親知らずの状態はどうだろう?」
気になる!という方、
残せた場合の親知らずのケアの仕方知りたいという方は、一度検診を受けていただくことをオススメします!
副院長 金子
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