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歯ぎしり

今回は歯ぎしりについてお話しさせていただきます。

意識せずに行ってしまう歯ぎしりやくいしばりのことを、ブラキシズムといいます。このブラキシズムは放置してしまうと、口腔内だけでなく、全身のもトラブルを引き起こす可能性があります。  その為、症状があるようなら早めに検査や対策をした方がいいかもしれません。         今回は特徴や症状、対策などを説明します。

ブラキシズム(歯ぎしり)とは?

ブラキシズムとは「口腔悪習慣」と呼ばれるお口の中で無意識に行われる悪い噛み癖のことです。                                                       咀嚼筋と呼ばれる筋肉は食べ物を噛むためのものですが、ブラキシズムの場合は食事以外の時間にも異常運動を自然にしてしまうのです。

ブラキシズムのメカニズム

ブラキシズムが起こるのは主に睡眠中で、浅い眠りのノンレム睡眠中に頻発するといわれています。なぜ就寝中に起こるのか?という理由についてはまだ解明されてません。         ストレスが原因でなることも多いのですが、これは直接的なものではなく、さまざまな要因が重なり引き起こされているとかんがえられます。

ブラキシズムの種類

ブラキシズムは3つの種類にわけられます。                               1 グライディング                                               いわゆる歯ぎしりのことで、ギリギリと音をたてて、歯を強くこすり合せる習癖のことをいいます。就寝中に発生することが多く、歯の擦り減りが起こりやすいのが特徴です。

2 クレンチング                                                上下の歯を強く噛みしめる(くいしばる)習癖のことをいいます。音をたてることがないため、他人に指摘を受けることもないので、症状が出るまで気づきにくいのが特徴です。

3 タッピング                                                  上下の歯をカチカチと連続的に速く噛みあわせる習癖のことをいいます。1や2に比べると起こりにくいとされています。

ブラキシズムの主な症状

ブラキシズムによって起こされる症状には以下のようなものがあります。               ●歯や被せ物が割れる、欠ける、擦り減る                                ●歯が浮いたような感覚がある                                       ●指や舌で押すと歯が揺れる                                       ●歯がしみる                                                  ●顎に痛みやだるさがある                                         ●顎が開きにくい                                               上記のような症状を放っておくと歯周病の進行、頭痛、肩こり、腰痛など全身に影響することがあります。またインプラントを受けてブラキシズムがある方は、早めに相談をおすすめします。インプラントに大きな力がかかり過ぎて、顎の骨からインプラントが抜け落ちることも考えられます。

ブラキシズムの対策

噛みあわせの治療を主に行います。患者様のお口の状態や症状に合わせて、修復物や金属冠、入れ歯、就寝時に着用するマウスピースなどを利用し、正しい噛みあわせに導きます。  まずはご来院いただき、お話しをお聞かせ下さい。それぞれに適した方法で治療を行わせていただきます。

GI値について

 

こんにちは、受付の山下です。

 

“日本人の食事摂取基準”のなかに、グリミセック・インデックス(GI)という項目があります。GIは、食品による血糖値の上がり方の違いを食品別に数値化したものです。血糖上昇という消化性炭水化物生理機能の違いに着目して、消化・吸収される炭水化物の質的評価を行うもので、GI値は、消化・吸収される炭水化物50gを摂取させた後の血糖上昇量を評価します。そのために、50gのブドウ糖摂取時の血糖上昇量を基準とし、血糖上昇曲線下の面積比として算出します。

 

GI値は菓子類、コメや麦など炭水化物の質的評価に用いることができます。調理の仕方や食品の組み合わせによりGI値が変化します。

 

例:GI値高い炭水化物、菓子類、くだもの

食パン、フランスパン、白米、うどん、ラーメン
キャンディー、チョコレート、どら焼き、ドーナツ、クッキー、ポテトチップス
りんご、さくらんぼ、キウイ、レモン等
例:GI値低い炭水化物、菓子類、くだもの
玄米、ハト麦、春雨、強力粉、そば粉
ゼリー、アーモンド、プレーンヨーグルト、くるみ
パイナップル、スイカ等
があげられています。基本的に菓子類は高GIです。

 

齲蝕(むし歯)を発症させる糖質は、血糖値を急速に上昇させてインスリンの過剰分泌を招く高いGI値食品が多いので、肥満、糖尿病など全身のにもかかわり、過剰な摂取は好ましくありません。

 

甘いもの(高GI値食品)摂取により膵臓からインスリンが分泌されますが、急速に血糖値が上昇するとインスリンもたくさん必要になります。インスリンの過剰分泌が起きると今度は逆に血糖値が下がります。すると、低血糖状態になるので、ひどい空腹を脳の空腹中枢が感じます。このようなことが繰り返されて糖質を頻回な摂取することが続くことで齲蝕や肥満が生じるのです。

 

GI値の高い食事をとると膵臓からたくさんのインスリンが分泌されるため、血糖値がまたたくまに低下して1時間経つと低血糖状態になることが考えられます。血糖値が下がれば、脳の空腹中枢が血糖値を上昇させるために強い空腹信号を出します。このため、短時間のうちにおなかが空いてくると思われます。このようなことから、GI値の高い食事をしていると、しだいに肥満へとつながることも考えられます。低GIはむし歯予防だけでなく血糖値をコントロールすればダイエットにも良いですし、太りにくい食生活に変わります!

 

 

食材選びやゆっくりよく噛むことに気をつけて健康的な食生活を心がけましょう!

 

キシリトールについて

近年、虫歯になりにくい嗜好品にキシリトールなどの代用甘味料が使われた商品が多く売られています。こんなに甘いのに虫歯にならないって本当なの?と不思議に思う方もいらっしゃると思います。
そこで、キシリトールなどの代用甘味料がどうして虫歯になりにくいのかお話しします。
キシリトールが虫歯になりにくい理由

①酸を作り出さない

 

普通の砂糖や糖質を摂取すると、お口の中にいるミュータンス菌がその糖を分解し発酵させ酸を作出します。この酸よって歯の表面は溶けてそのままにしていると、次第に虫歯になってしまいます。

ですが、キシリトールはミュータンス菌が分解することができないため、酸を作り出しません。そのために虫歯ができにくいされています。

 

 

②虫歯の原因菌(ミュータンス菌)の活動弱められる

先ほど説明のように、ミュータンス菌はキシリトールは分解することができず、酸を作り出すことができません。ですが、ミュータンス菌はキシリトールをどんどん取り込むので、ミュータンス菌の働きが弱くなります。そのため、長期的にキシリトールを取り込んでいると、ミュータンス菌の繁殖力が弱くなって虫歯のできにくい口腔内の状態になるのです。

 

 

③唾液分泌の促進

 

唾液には歯を守ろうとする力があります(再石灰化) キシリトールそのものに歯の再石灰化作用はありませんが、甘味の効果で唾液の分泌を促すことができるため、むし歯予防に効果が期待できます

 

キシリトールガム摂取の注意点

 

せっかく、キシリトールを取り入れるのであれば効果的に摂取し虫歯予防効果を高めたいですよね。キシリトール配合のお菓子として有名なキシリトールガムを例にして考えてみましょう。

 

①糖類0g

 

いくらキシリトール入りでも、虫歯原因菌のエサである糖類が入っていては予防効果は低くなってしまいます。
キシリトール以外の代用甘味料としてはソルビトール・マルチトールのようなものがよいです。一般的に○○トールという甘味料はキシリトールと同じ糖アルコール類で、 似たような構造をしており、虫歯になりにくいことが特徴です。

キシリトールガムの裏面をよく確認してみてくださいね。

②食べ方

 

市販のロッテ・キシリトールガムを例にすると

特定保健用食品表示(虫歯予防目的)として、
1回に2粒を5分噛み、1日7回を目安にと挙げています。
よく、レジ横に売っているキシリトールガム1本は14粒入りですから、1日に1本噛んでください、ということになります。

歯科医院専売品はキシリトール含有量が多い物もあり、混ぜ物が一切ないため、1日4粒咬むと、 虫歯予防に必要なキシリトールを摂取することができます。

キシリトールの甘みはすぐなくなってしまいますが、長い時間歯の表面に触れるとともに、だ液がたくさん出てきて虫歯予防の効果が高まりますので15~20分は咬み続けると、より高い効果を期待できるでしょう。

歯科医院専売のキシリトールガムを朝、昼、晩、寝る前の歯磨き後に20分咬むと効果的にキシリトールガムを利用することが出来ます。

 

キシリトールガムを噛むと、歯みがきは必要ないの?

むし歯はキシリトールを摂取するだけでは防げませんので、歯みがきはきちんとおこなって下さい。
粘着性のあるプラーク(歯垢)をサラサラさせてくれる働きがキシリトールにはあるので、ガムを噛んだ後に歯みがきをすると、プラークを簡単に取り除くことができるようになります。

毎日のブラッシングをきちんと行う、定期的に歯科を受診してクリーニングをすること、食生活を見直してみて下さい。そのうえでキシリトールやフッ素を積極的に取り入れ効果的に虫歯を予防しましょう!大石

口渇について

口渇について
衛生士の飯田です。桜が咲き始めて暖かな日が続いてます。皆さまお花見されましか?
口が渇く
口中やのどが激しくかわき、水分を欲しがる状態。 多尿症や脱水症に多くともなうほか、薬の服用や加齢によってもみられる。
大人は、体のおよそ60~70%が水分でできています。体重が60kgの場合、36~42L程度の水分が体の中に入っている計算です。
そして身体の2%相当の水分が失われると、口渇中枢が刺激され、喉の乾きを感じるようになります。喉の渇きがさらに進み、身体の3%相当の水分が失われると、脱水症状が起こりはじめます。この頃にはかなりの喉の渇きを感じるはずですが、高齢になると喉の渇きを感じないことが多く、重篤状態になる場合もあります。
その他、身体の塩分濃度を調整するために喉の渇きを感じることもあります。特に塩辛い料理を食べた後にとても喉が渇くのは、体内の塩分濃度を薄めるための働きと言えます。
大人が1日に排出する水分は2~2.5Lです。「そんなにたくさんは出ていない」と思う方もいらっしゃるとは思いますが、尿として排出されるのはおよそ半分の量で、それ以外は汗や息、皮膚からの蒸発により排出されます。特に冬場は汗をかいていなくても、空気の乾燥によりかなりの量の水分が体から蒸発します。
このことから、大人が1日に必要な水分量としては、排出量分である2~2.5Lとなります。これは2Lのペットボトル1本強の量に相当しますが、水分は食事などからも摂取できますので、実際には1.5L程度の水分を直接補給すれば、1日に必要な水分量を確保できると言えます。
子供は、大人以上に水分を必要としています。幼児で体重1kg当たりに100ml程度と、大人の倍くらいになっています。例えば体重20kgの子供で、1.2~1.6L必要とします。
水分量が足りないと隠れ脱水になる可能性もありますし、逆に極端に多すぎると低ナトリウム血症を引き起こす恐れもあります。毎日必要量を何回かに分けて飲むように心掛けましょう。
そのほかの喉が渇く原因
喉が渇く原因は水分不足だけでなく、他にも様々な原因で喉が渇くことがあります。十分に水分補給をしているにも関わらず喉が渇く場合は、以下のような原因が考えられるでしょう。

ストレスや緊張

ストレスや極度の緊張状態になると、唾液の分泌が抑制され、口の中がカラカラになります。このような場合はお水をたくさん飲まず、口の中を潤すように含むとよいでしょう。
加齢によるもの
年齢を重ねるごとに自律神経の働きが弱くなり、唾液分泌が抑制されて喉が渇きやすくなります。また、更年期障害が原因の場合は、短時間に汗を大量にかくホットフラッシュにより、一気に水分が不足することも考えられます。このように、加齢に伴い水分摂取がますます大切になりますが、胃腸に負担をかけないよう、こまめに少量ずつ、常温のお水を飲むようにします。
糖尿病
糖尿病の代表的症状の1つに、喉の渇きがあげられます。これは高血糖により体内の浸透圧が上がり、水分を十分に飲んでいても体内に吸収されず、尿として出てしまうのが原因です。お水を飲んでも喉の渇きが止まらず、トイレに行く回数が多い場合は一度医療機関で診察を受けてみてください。

女性の生理

生理になるとホルモンが活発になり、子宮の強化や乳腺を発達させるために水分を貯めようとします。この働きにより、普段よりも喉の渇きが感じられるようになります。ついコーヒーなどで乾きを抑えようと考えてしまうかもしれませんが、カフェインは中毒性があり、胃の荒れ等の原因にもなるので、水分補給が目的の場合には、お水やカフェインが含まれていない麦茶などを飲みましょう。
 

水分補給の注意点

水分補給の鉄則は「少しずつ複数回に分ける」です。1日に必要な飲料水の量は約1.5L程度で、コップ8~9杯程度ですから、おおむね1~2時間にコップ1杯ずつのお水を飲むようにするとよいでしょう。特に普段からお水を多く飲む人は、分けて飲むことを心掛けてください。
スポーツドリンクなどの清涼飲料水は塩分の他に糖分も多く含まれています。特に激しい運動をしたり、汗をかいたりしたときは飲んでも構いませんが、普段の水分補給にはお水や麦茶などが望ましいと言えます。コーヒーや緑茶はカフェインを多く含んでおり、利尿作用が働くので注意が必要です。
このように喉が渇く原因は水分不足の他、体のさまざまな病気のサインであることもあります。上記を参考に喉の渇きの原因を見つけ、適切な量の水分を補給するようにしましょう。
シェーグレン症候群は、自己免疫疾患と考えられていますが、その原因は不明です。中年の女性に最も多くみられます。一部のシェーグレン症候群患者には、他の自己免疫疾患(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、血管炎、混合性結合組織病、橋本甲状腺炎、原発性胆汁性肝硬変、慢性自己免疫性肝炎など)が併存しています。
口の唾液腺や眼の涙腺など、体液を分泌する腺に白血球が侵入します。侵入した白血球が腺を傷つける結果、この症候群の特徴的な症状である口腔や眼の乾燥が発生します。

味覚について

 
 
 
味覚について
 
 
 
こんにちは、受付の山下です。 

 
超高齢社会において「味が感じられなくなった」「味が美味しくなくなった」などの”味覚”の異常を訴える方が増えています。味覚は、最後まで美味しく食事を摂り、生活を楽しむためにたいへん重要な要素です。味覚を感知するしくみや味覚障害の原因などについて紹介します。 
 
甘味、酸味、塩味、苦味を「基本4味」といいますが、うま味を加えて「基本5味」とする場合もあります。そもそもヒトを含めて動物は、味覚系を用いて食物の栄養性(糖やアミノ酸濃度)、毒性、腐敗性および塩濃度を評価しています。苦いものは毒性があるとか、酸っぱいものは腐っているというように食べるものを選択してきたわけです。
 
 
“味を感じるしくみ”
味を感じる器官と聞くと舌と答える方が多いでしょう。間違いではありませんが口腔内に取り込まれた食物は、主として舌上に存在する味蕾という受容体において感知されます。
味蕾はタマネギ状の形をしており、約50〜100個の細胞からできています。味蕾によって感知された情報は味蕾の味孔にある味覚受容体を通して、味覚神経へ伝達されます。
外傷や抜歯など観血処置の偶発事故などで味覚神経系を傷つけてしまうと、当然ながら味覚を喪失することになります。この場合、傷ついた側は味覚をまったく感じなくなります。
 
“味覚障害とは”
味覚障害とは、味覚の感度が低下したり、消失したりする状態をいいます。何を食べても味を全く感じられなくなったり、何を食べてもまずく感じてしまうなどの症状もあります。
日常生活から考えられる原因は、亜鉛不足・高齢による味覚の減退・嗅覚の低下をともなう味覚の低下などが挙げられます。
対処法としては、亜鉛不足を防ぎ亜鉛を補給する。通常は、食事から摂ることで十分なのですが(1日に必要な量は約15mg)ストレスや薬の副作用の様に急激な変化が起こった場合には、少々多く摂る方が良いと考えられます。
魚介類のカキをはじめ、ごま、海藻、大豆、ブロッコリーなど亜鉛を多く含む食品を摂るよう日頃から心がけましょう。
 
以前までは、加齢により感覚器が鈍ってくることから高齢者に多いものだと言われていましたが、最近ではストレスにより10代20代といった若い世代にも味方障害が増えていることがわかっています。
中でも女性は、無理なダイエット・食事制限や睡眠不足などが原因で味方障害を引き起こすこともあります。
 
日々の生活や栄養摂取に気をつけて、大事になる前に対処していきましょう!
 
 

酸蝕症とむし歯

こんにちは。歯科衛生士の松尾です。

2月ももう終わり、あっという間に3月になりますが、みなさん、いかがお過ごしですか?

昨年から今年にかけて、インフルエンザが大流行しましたが、私は幸いにもまだかかっていないので、最後までインフルエンザにかかることなく、春を迎えたいものです。

今回、酸蝕症とむし歯の違いについて、お話ししたいと思います。

みなさん、「食後30分は歯を磨かないほうがいい」という情報をネットやテレビ、または雑誌や本などで見たり聞いたりしたことはありませんか?これは”酸蝕症”と言って、「酸性食品を食べた後に歯が溶けてしまうという症状が食後30分に起こりやすい」というのが原因で出た情報かと思います。

酸蝕症とむし歯の基本的な違いは、酸蝕症は酸という化学物質によって歯にダメージを与える症状であること。一方、むし歯はプラークという細菌が原因で歯が溶けてしまう感染症の一つであるということです。酸蝕症はいわば、消毒薬の原液が皮膚に直接かかってしまったときのような状態で、すぐに水で洗い流すのが、一般的な対処だと思います。

 むし歯は感染症なので細菌の数ができるだけ少ないほうがダメージは小さくなります。時間が経過し、肺炎の原因菌が体内で増えてから抗菌薬を飲むのが得策ではないように、食べ物の中の糖類をエサにむし歯の原因となる細菌がどんどん増えていくのをそのまま待っている必要はありません。

 むし歯に関して言うと、できるだけ早く取り除くほうが歯へのダメージは小さくなります。

 酸蝕症の予防としては、酸性飲食品(黒酢やもずく、柑橘系のくだものやジュース、炭酸水など)を控えるのが最も有効な方法です。ですが、酸性飲食品を採ったあとでも、うがいをしたり、水を飲むなど、酸性に傾いてしまったお口の中をリセットすることで緩和することができます。

 むし歯の予防としてはもちろん、できるかぎり早くプラークを取り除くことなので、毎食後にすみやかに歯磨きをすること。そして、原因物質であるプラークを出来にくくするには、過度な砂糖を控えるとも重要な予防と言えます。

 結論として、「食後30分に関係なく歯磨きは早めにしたほうがいい」ということです。

(参考文献デンタルハイジーン2017/7月号)

 今回、酸蝕症という、もしかしたらあまり聞き慣れない歯の病気とむし歯についてお話しましたが、いかがだったでしょうか?近年はスマートフォンも普及してきて、様々な情報が簡単に調べることができる時代ですが、説明が難しかったり、ややこしかったりすることもあると思うので、もしわからなかったら、気軽に担当医や歯科衛生士に聞いて頂ければと思います。

 

フッ素の利用効果について

虫歯予防にはフッ素が効果的というのは、ご存知の方も多いかと思います。

  

虫歯予防には年齢ごとに虫歯になる要因や部位が異なります。乳幼児期では乳歯の虫歯、学齢期では徐々に永久歯の虫歯へと変化していきます。さらには成人期から高齢期にかけては、歯の根っこの虫歯や、以前に治療をした歯が再度虫歯になってしまうケースが増えてくるため、年齢の変化に応じた虫歯予防が必要になってきますね。.

  
  
青少年期〜成人期
  
乳歯や生えたばかりの永久歯は酸に弱いため、歯磨きをせずに寝てしまったり、長時間食事をしていたりするとどんどん溶けていってしまいます!もちろん、溶けてしまった歯をそのままにすると虫歯になってしまいます。

フッ素にはその溶けてきている歯を少しだけ修復してくれる効果があり、虫歯予防に効果的とされています。
 
フッ素は、多くの歯磨き粉に含まれておりお家で使っているだけでも効果があります。
地域によっては、学校や施設などでフッ化物洗口を行なっている所もありますが、高校生くらいまではお家でのフッ素入りの歯磨き粉に加え、歯科医院での高濃度のフッ素塗布やフッ化物洗口などを行うことが望ましいとされています。

 

 

成人以降
  
成人した後は虫歯の他に、年齢を重ねる度に歯周病の罹患率が高まってきます。歯周病の治療と合わせて、フッ素や抗菌剤・抗炎症剤の入った歯磨き剤を使い歯を守ることが大切です。
 
また、歯周病や噛み合わせの異常、全身疾患や口腔乾燥などの影響により、歯茎が退縮すると歯の根っこが見えてきます。歯の根っこは、こどものうちは殆ど虫歯になりませんが、加齢により歯の根っこの虫歯が多発してきます。この虫歯を予防するためにもフッ素を活用しましょう。自宅でのフッ素入り歯磨き剤やフッ化物洗口、また歯科医院でのフッ素塗布が効果的とされています。
 
 
 
妊娠中
 
妊娠中にフッ素を取り入れても、胎児や母乳にはフッ素の移行はほとんど見られないとされています。したがって、こどもの出生前に母親が取り入れたフッ素によって、こどもの虫歯の発症率が減少する事は認められていません。
しかし、妊娠中の女性はホルモンのバランスの影響により歯肉炎や歯周病のリスクが高まります。歯科医院での歯周病予防に加えフッ化物溶液、ジェル、バーニッシュなどを行ってもらうと効果的です。また、治療した歯が多い方はフッ素の定的な応用が必要になります。
大石

歯周病について

 
こんにちは。歯科衛生士の秋山です。
今回は、歯周病について
おおまかにはなりますがお話したいと思います。
歯周病は大きく分けて、歯肉炎、歯周炎とがあり、
さらにかみ合わせに関係する咬合性外傷に分けられます。
〈歯肉の状態の違い〉
   
▶︎健康的な歯肉
         ・薄いピンク色の歯肉。
         ・歯と歯の間に歯肉が入り込んで弾力がある。 
         ・歯肉が引き締まっている。
         ・ブラッシングでは出血しない。
▶︎歯肉炎
・赤色の歯肉。
・歯と歯の間の歯肉が丸みを帯び膨らんでいる。
・ブラッシングで出血する。
・腫れた歯肉と歯との間に
   プラークがたまる。
▶︎歯周炎
・赤紫色歯肉 
・歯と接している歯肉が更に腫れる。
・ブラッシングで出血や膿がでる。
・歯と歯の間が広がり、食べ物もよく詰まる。
・歯肉が退縮して歯が長く見える。
・歯周ポケットが深くなり骨(歯槽骨)が溶ける。
歯肉炎は炎症の波及が歯肉だけであり、
        歯を支える骨(歯槽骨)には及んでいない状態をいいます。
歯肉炎の原因は歯の表面に蓄積したプラーク(歯垢)であり、
プラーク中の細菌によって引き起こされた炎症性の疾患です。しかし、プラークだけでなく他の因子も関連し、引き起こされる歯肉炎もあります。(思春期性歯肉炎、妊娠性歯肉炎など)
次に歯周炎とは、炎症の影響が歯肉だけにとどまらず歯を支える骨(歯槽骨)にまで及び、
歯槽骨の吸収がみられる状態をいいます。
 
すべての歯肉炎が歯周炎に進行するわけではありませんが、歯周炎は歯肉炎の状態から進行した疾患であるといえます。
一般的に歯肉の赤み、腫れがありプラークや歯石の沈着がみられます。
歯ブラシなどで触ると容易に出血し、歯肉退縮も進行します。
また中等度〜重度の骨の吸収を伴う歯周炎では、歯の揺れがみられることが多くあります。
お口の中にはおよそ300~500種類の細菌が住んでいます。
これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。
これをプラーク(歯垢)と言い、粘着性が強くうがいをした程度では落ちません。
このプラーク(歯垢)1mgの中には10億個の細菌が住みついていると言われ、むし歯や歯周病をひき起こします。その中でも歯周病をひき起こす細菌が特異的に存在していることが解明されています。
現在では歯周病は、予防でき治療も可能です。 大切なのは予防、診断、治療、そしてメインテナンスです。
以前は「不治の病」とさえ言われていた歯周病も、現在では進行を阻止することが可能となり、健康をとりもどすことができるのです。まず、歯周病の原因はプラーク(歯垢)ですから、それをためない、増やさないことが大切です。
日本臨床歯周病学会 参考

フロスについて

こんにちは。歯科衛生士の安藤です。
皆さん歯磨きの時にデンタルフロスは使用されてますか?
ブラッシングとデンタルフロスの併用は、虫歯予防や歯周病予防に大きな効果を発揮します。
デンタルフロスのメリットや正しい使い方など、基礎知識について触れていきます。

★デンタルフロスを使うメリット★

1.ブラッシングだけよりも歯垢がよく落ちる
デンタルフロスは歯と歯の間など、歯ブラシの毛先が届かないところにも届きます。
2.早期発見につながる
デンタルフロスを使うと、初期の虫歯の早期発見につながります。
その理由は、歯ブラシでは気づくことができない、以下のような症状に気づくことができるからです。
以下の項目に当てはまるものがあれば、虫歯の初期段階である可能性があります。
もし気になる点があれば、歯科の検診を受けると良いでしょう。
・歯と歯の間でザラザラした感触がある
・毎回同じ部分でフロスが引っかかる
・出し入れの時に引っかかって糸がバラバラになる
もし当てはまる点があれば、一度検診を受けましょう。
虫歯ではない可能性もありますが、初期の虫歯であれば治療も軽く済み、通院期間も短くて済みます。
3.口臭予防にも効果的
口臭の原因の一つは、歯に残された食べかすです。
食べ物自体が匂いを発する場合もあれば、食べかすが蓄積して醗酵するなどして、強い匂いを発している場合もあります。
もう一つの口臭の原因となっているのが、歯垢です。
歯垢は雑菌が繁殖しやすく、口臭の元となる匂いを発することがあります。
デンタルフロスを使えば、歯ブラシだけでは取り除くことが難しい食べかすや歯垢も取り除くことができます。
口臭の原因を取り除くことができるので、口臭予防に繋がります。

★デンタルフロスの使い方
デンタルフロスの本来の目的は、歯の隙間に挟まったものを取ることではなく、どちらかというと歯の表面についた歯垢を取るのが目的で用いられています。
デンタルフロスの角度を変えながら、歯の表面をこするようにして歯垢を剥ぎ取ります。
もし使い方が間違っていれば、毎日フロスを使っても虫歯や歯周病の予防にはならない可能性もあるので、歯の詰まりものだけのケアに使っている方は注意が必要です。

1.糸巻きタイプのフロスの使い方
まず、フロスを40センチ程度引き出して切り、両端を数回、左右の中指に巻き付けます。
歯と歯の間に入れ込む時には、糸を指の腹に当てながら糸を張る力を保ち、横に動かしながらゆっくり入れます。
デンタルフロスを差し込んだら、ただ抜き差しするだけではなく、歯の両サイドの側面を上下にこするように動かしましょう。
歯の隙間が詰まっていて、抜き差しが大変な方は、糸巻きタイプのフロスがお勧めです。
2.ホルダータイプのフロスの使い方
歯の隙間に当てたら横に動かしながら間に入れ、歯の両サイドの側面を上下こするようにして歯垢を落とします。
ホルダータイプは手間がかからずにすぐ使えるので、デンタルフロスを使う方にお勧めです。
ホルダータイプには、前歯に使いやすい「F字型」と、挿入しにくい奥歯にも前歯にも使いやすい「Y字型」があります。

デンタルフロスは1日に1回は使うのがお勧めです。
読んでも実際にどう使うのかイメージしにくいかと思います。
お困りの際はクリーニングや検診の時にご相談下さい(^^)

歯のホワイトニング

こんにちは、歯科衛生士の佐藤です。
みなさん、歯の色って気になりますか?
クリーニングを担当していると、歯を白くしたいと思っている患者さんは多く、ホワイトニングに興味はあるけど、どんな方法なのかわからない、と思ってる方が多いのではないでしょうか。
ヤガサキ歯科医院では、ホームホワイトニングを行っております。白く輝く歯は魅力的ですね。でも歯の色は生活習慣や年齢とともに黄色く変色してきます。自然で透明感のある歯の白さを取り戻すために、歯科医院の指導のもとで、ご自宅で快適に行うことができるのがホームホワイトニングです。
歯のホワイトニングは、歯の表面に専用のジェルを塗り、化学的に白くする簡単な方法です。
 最初に歯科医院でご自分の歯列(歯並び)にあった専用のマウストレーを作っていただきます。
 ご自宅でマウストレーにホワイトニングジェルを塗布して、毎日決められた時間トレーを装着することで化学的に歯を白くする効果が得られる、簡単な方法です。ぜひ一度、歯科医院でご相談されることをおすすめします。

では、なぜ歯の色が変わってくるのでしょうか。
1、コーヒー、お茶、タバコ等による変色
色素が歯の内部まで取り込まれることにより、歯が黄色く見えてしまいます。
2、加齢による変色
年齢を重ねるにしたがって、人の歯は自然と黄色く変色していきます。
3、全身疾患に由来する変色
胎児の時期に、母親が服用した抗生物質や過剰に摂取したフッ素などの影響により歯が変色してしまうことがあります。

これらの要因により歯が変色してしまった場合には 「ホワイトニング」で改善することができます。

続いて、歯が白くなるメカニズムについてお話します。
1、歯が変色した状態
歯の内部の色素が多く、歯が黄色く見えている状態
2、ホワイトニングによる色素の分解
ホワイトニングジェルを塗布すると、徐々に内部まで染み込んでいき、色素を分解
3、ホワイトニング後の白い歯
徐々に色素も減り、透明感のある白い歯

ただし、患者さんによって、適応かどうかは診察してみないとわかりません。被せものや、詰め物は、白くなりませんし、色の変化も個人差があります。
まずは、お口の状態を知る為に、ヤガサキ歯科医院での、クリーニングをおすすめします。歯の色だけでなく、歯周病や虫歯のチェックも行いますので、皆様のご来院をお待ちしております。

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