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スタッフブログ

コロナについて

こんにちは
衛生士の飯田です。
オリンピックは延期になりましたね!
コロナの影響で週末の外出禁止など色々ありますが、当医院は今の所平常開院しております。
体調の悪い方、咳の出る方、熱のある方は予約の変更をして頂けるとありがたいです。
また感染の心配な方は予約の変更のお電話を下さい。
当医院は感染予防のため全員マスク着用での対応をさせて頂いてます。 
    新型コロナウイルスを防ぐには
 新型コロナウイルス感染症とは
発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ
けんたいかん
(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。 感染しても軽症であったり、治る例も多いですが、季節性インフルエンザと
比べ、重症化するリスクが高いと考えられます。重症化すると肺炎となり、
死亡例も確認されているので注意しましょう。
    特にご高齢の方や基礎疾患のある方は重症化しやすい可能性が考えられます。
  ひまつ
 新型コロナウイルスは飛沫感染と接触感染により感染します。空気感染は起 きていないと考えられていますが、閉鎖した空間・近距離での多人数の会話 等には注意が必要です。
       飛沫 感染
せき感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放 出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染 します。
  接触 感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触 れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手 に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
      日常生活で気を付けること
まずは手洗いが大切です。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などに こまめに石けんやアルコール消毒液などで手を洗いましょう。
咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手で押さえると、その手で触った ものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他の方に病気をうつす可能 性がありますので、咳エチケットを行ってください。
持病がある方、ご高齢の方は、できるだけ人込みの多い場所を避けるなど、 より一層注意してください。
        発熱等の風邪の症状が見られるときは、学校や会社を休んでください。
  発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録してください。

       こんな方はご注意ください
次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
   強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、 専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。 マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置しています。 詳しくは以下のURLまたはQRコードからご覧いただけます。
https://www.mhlw.go.jp /stf/seisakunitsuite /bunya / kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
一般的なお問い合わせなどはこちら
その他、ご自身の症状に不安がある場合など、一般的なお問い合わせについて は、次の窓口にご相談ください。
厚生労働省相談窓口 電話番号 0120-565653(フリ―ダイヤル) 受付時間 9:00~21:00(土日・祝日も実施)
聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方 FAX 03-3595-2756




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歯周病が全身に及ぼす影響

こんにちは!歯科衛生士の牧野です。歯周病が全身に及ぼす影響について少しお話し致します。

歯周病が全身に及ぼす影響
狭心症・心筋梗塞動脈硬化により心筋に血液を送る血管が狭くなったり、ふさがってしまい心筋に血液供給がなくなり死に至ることもある病気です。動脈硬化は、不適切な食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が要因とされていましたが、別の因子として歯周病原因菌などの細菌感染がクローズアップされてきました。歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)が出来血液の通り道は細くなります。プラークが剥がれて血の塊が出来ると、その場で血管が詰まったり血管の細いところで詰まります。

脳梗塞脳の血管のプラークが 詰まったり、頸動脈や心臓から血の塊やプラークが飛んで来て脳血管が詰まる病気です。歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いと言われています。血圧、コレステロール、中性脂肪が高めの方は、動脈疾患予防のためにも歯周病の予防や治療は、より重要となります。

歯周病は糖尿病の合併症の一つ歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。実際、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いという疫学調査が複数報告されています。さらに最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。つまり、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになってきたのです。歯周病治療で糖尿病も改善することも分かってきています。

誤嚥性肺炎誤嚥性肺炎とは、食べ物や異物を誤って気管や肺に飲み込んでしまうことで発症する肺炎です。肺や気管は、咳をすることで異物が入らないように守ることができます。しかし、高齢になるとこれらの機能が衰えるため、食べ物などと一緒にお口の中の細菌を飲み込み、その際むせたりすると細菌が気管から肺の中へ入ることがあります。その結果、免疫力の衰えた高齢者では誤嚥性肺炎を発症してしまいます。特に、脳血管障害の見られる高齢者に多くみられます。誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌であると言われており、誤嚥性肺炎の予防には歯周病のコントロールが重要になります。

歯周病と低体重児早産近年、さまざまな歯周病の全身への関与がわかってきました。なかでも妊娠している女性が歯周病に罹患している場合、低体重児および早産の危険度が高くなることが指摘されています。これは口の中の歯周病細菌が血中に入り、胎盤を通して胎児に直接感染するのではないかといわれています。その危険率は実に7倍にものぼるといわれ、タバコやアルコール、高齢出産などよりもはるかに高い数字なのです。歯周病は治療可能なだけでなく、予防も十分可能な疾患です。生まれてくる元気な赤ちゃんのために、確実な歯周病予防を行いましょう。

骨粗鬆症骨粗鬆症は、全身の骨強度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気で、日本では推定約1.000万人以上いると言われています。そして、その約90%が女性です。骨粗鬆症の中でも閉経後骨粗鬆症は、閉経による卵巣機能の低下により、骨代謝にかかわるホルモンのエストロゲン分泌の低下により発症します。歯周病と骨粗鬆症閉経後骨粗鬆症の患者さんにおいて、歯周病が進行しやすい原因として最も重要と考えられているのが、エストロゲンの欠乏です。エストロゲンの分泌が少なくなると、全身の骨がもろくなるとともに、歯を支える歯槽骨ももろくなります。また、歯周ポケット内では、炎症を引き起こす物質が作られ、歯周炎の進行が加速されると考えられています。多くの研究で、骨粗鬆症と歯の喪失とは関連性があると報告されています。したがって、閉経後の女性は、たとえ歯周炎がなくても、エストロゲンの減少により、歯周病にかかりやすく、広がりやすい状態にあると言えます。また、骨粗鬆症の薬としてよく用いられるビスフォスフォネート製剤(BP系薬剤)というのがあり、これを服用している方が抜歯などをした場合、周囲の骨が壊死するなどのトラブルが報告されています。歯周病でぐらぐらしているから自分で抜く、などということは絶対に行わないようにしてください。

全身の健康に歯科が出来ること歯肉の炎症が全身に多くの影響を与えることは昨今の研究で明らかになってきています。歯周病も糖尿病も生活習慣病ですから互いに深い関係があって不思議ではありません。毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながります。歯医者は口腔内の変化をみる事のできるプロです。口腔ケアも自分一人できちんと行うのは難しいと言われています。半年に一度は歯科医を受診し、生活習慣も含め口腔内のケアを受けるようにしてください。

日本臨床歯周病学会 参照

インフルエンザ予防について

インフルエンザ予防に口腔ケアが効果的なことをご存知ですか?また、口腔内が不潔だとタミフルなどのインフルエンザ治療薬が効きにくくなる可能性があるそうです。
インフルエンザウィルスはヘマグルチニンという表面にある抗原性糖タンパク質で宿主細胞に侵入します。細胞内に入り込んで増殖し、ほかの細胞に感染を広げる際、ウィルスの表面にあるノイラミニダーゼという酵素を使って自身を細胞表面から切り離します。タミフルやリレンザなどは、この酵素の働きを妨げることによってウィルスの感染を防ぐのです。研究によると歯垢に含まれる2種類の細菌がこの酵素を作り出しウィルスの増殖を助けることが分かりました。また、タンパク分解酵素のプロテアーゼはヘマグルチニンの活動を活発化させます。これは喉などの粘膜に存在するものですが黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎球菌など口腔内の細菌もプロテアーゼを作ることができます。
このような実験がありました。高齢者を2つのグループに分け、一方は歯科衛生士による専門的口腔ケアと集団口腔衛生指導を行い、もう一方は普段通りの口腔ケアを行いました。インフルエンザ流行期6か月の発症者を比較したところ専門的なケアを受けたグループは普段通りのケアを行っていたグループよりインフルエンザの発症者が1/10だったそうです。専門家による口腔ケアを受けていると、口腔内の細菌数が低下します。それがインフルエンザの感染を防ぐ大きな役割を担っていたのです。

インフルエンザの予防方法は色々あります。ワクチンの接種はインフルエンザの重症化を抑える働きがあります。鼻と口を覆うマスクは飛沫感染のリスクを低下させてくれます。インフルエンザに感染した人が咳やくしゃみをした際に手で口を押さえると手にウイルスが付着します。そのままの手で触れるとそこにウイルスが残り、後から同じところを触った人が自分の鼻や口に触れ、感染します。こまめな手洗いも予防になりますね。インフルエンザは免疫が低下しているときにも感染しやすいので栄養や十分な睡眠をとることも非常に大切です。部屋を乾燥させないなど、環境を整えることもよく知られた予防法です。
これら皆さんもよく知っている予防方法に加えて「歯科衛生士の専門的な口腔ケアはインフルエンザ予防に有効である」という知識を是非プラスして下さい!今シーズンはインフルエンザの流行がかなり早い時期から始まっているようです。適切な予防法で健康に過ごしたいですね。

受付・助手:タカサワ

着色について

こんにちは。歯科衛生士の中島です!

今回はステイン(着色)についてお話しします。

除去可能な外因性の着色は、セルフケアでも除去できますが, プロフェッショナルケアを行えばより的確に除去できます。

歯の色がその場で明らかに白くなるため,ケア後は笑顔の魅力が増します. 私自身

の経験でもありますが, セルフケアで着色を除

去するように心がけていても, 

プロフェッショナルケアを受けると歯の色が

1トーン明るくなり,われながら笑顔が爽やかになったように感じます!

美女を形する「明降酷歯*」(めいぼうこうし)という語がありますが, 

美しく澄んだ瞳をもっていても, 白く美しい歯が

なければ笑顔に魅力がなくなってしまいます。

このように日常生活に影響する歯の着色の除

去·予防には, 

セルフケアのみならず, プロフェッショナルケアの役割も大きく, 歯科医院が来院者に提供

できる価値の1つとして重要であると考えられます.

今回は外因性着色(ステイン)に焦点を

しぼり,その形成メカニズムについて, できる

だけ日常臨床や日常生活で役立つように述べて

いきたいと思います.

☆飲食物·タバコ

ステインは,付着する原因物質により着色の

仕方が分類できます.まずは, お茶, ワイン,

コーヒーなど食物の成分や, タバコに含まれる

成分が直接歯に付着するものがあります. この

場合,歯の表面もしくは近傍にあるカルシウム

や唾液由来のタンパク質と結びつきます. これ

らの結合はイオン結合や水素結合,疎水相互作

用とよばれる比較的弱い結合ですが, 時間が経

つと着色物質が酸化して徐々に取れにくくなり

ます.材料のもつ色がそのまま歯の色

に反映されることが多く, 長い時間が経つと,

色が濃くなったり黒っぽくなっていったりしま

す。したがって,食生活や生活習慣からおおよ

その原因が特定できます. もっとも頻繁に目に

するのが,このパターンです。

金属イオンそのほかにステインの原因になるのは, 金属水に溶解イオンです。鉄に代表される金属は,水に溶解しているイオンの形で歯の表面に付着します。

金属はイオンになるとプラスの電荷をもつた

め,マイナスの電荷をもちやすい歯の表面に吸

着します。鉄イオンは, お茶やワインなどのよ

うに色は濃くありませんが, 蓄積すると茶色い

ステインになります。

お茶やコーヒーを飲まないのに歯が茶色く着

色している場合は, 鉄分の多い飲料水の飲用や

鉄の配合された医薬品やサプリメントの摂取が

原因の1つと考えられます. フッ化スズの配合された歯磨剤でも

同様な作用で茶色いステインできる場合があります。

様々ものがステイン(着色)の原因になりますので定期的な歯のクリーニングで、

落として綺麗な歯を保っていきましょう!

デンタルハイジーン参照

歯肉炎と歯周炎について

こんにちは、衛生士の奥野です。今回は歯肉炎と歯周炎の違いについてお話しします。

まず歯肉炎は歯の周囲にある歯茎だけが腫れていて、歯を支える歯槽骨、歯根膜、セメント質には影響していない状態で、歯を支える歯槽骨が溶けたり歯根膜が破壊されていない歯肉(歯茎)だけに限局した炎症のことをいいます。歯肉炎にかかった歯周組織では歯肉が赤くなったり腫れたり、スティップリングという正常な歯肉にみられるポツポツした斑点模様が消失し、腫れ上がった歯肉ポケット(仮性ポケット)が形成されます。この状態であれば多くの場合、原因であるプラーク、歯石を除去し丁寧に歯磨きをすれば治り、歯肉ポケット(仮性ポケット)もなくなります。しかしこの歯肉炎をそのままにしてしまうと症状が悪化してしまい、次に説明する歯周炎になってしまいます。

歯周炎は歯肉炎が進行し、歯を支える歯槽骨、歯根膜、セメント質にまで炎症が広がった状態です。歯周炎は歯根膜の付着が喪失、歯を支える歯槽骨の吸収(溶ける)がみられます。歯周炎に罹患した歯周組織は歯肉が赤く、腫れがみられたり膿が出てくることもあります。プラークや歯石が付着し、歯周ポケットが形成されます。歯周ポケットの底部を触ると容易に出血し、歯を支える歯槽骨が溶けるのに伴い、歯肉退縮(歯肉が下がる)や歯の動揺(歯が動く)がみられることが多く、そのままにしてしまうと自然に歯が抜けてしまうこともあります。

歯肉炎、歯周炎はなぜ起こってしまうのか、それは口腔内の細菌が歯肉辺縁の歯面に付着してプラーク(細菌の塊)を形成し、このプラークが歯肉に炎症反応を引き起こし(歯肉炎の発生)、さらに細菌因子(プラークの増加)や全身性の因子(糖尿病、免疫不全、骨粗鬆症)、環境因子(喫煙、ストレス、薬物等)が原因で悪化し、歯周炎となってしまいます。

軽度の症状であれば歯科医院でのクリーニングに加えご自身での歯磨きによって治すことができますが、歯肉炎、歯周炎が悪化し歯がぐらつくといった症状にまで悪化してしまった場合は、歯科医院での治療であっても、完全に元の状態に戻すことは困難です。

歯茎が赤っぽい、腫れている気がする、歯磨きすると出血する、歯肉炎かな?と感じることがありましたら、出来るだけ早く歯科医院を受診することをおすすめいたします。

医歯薬出版株式会社

歯科予防処置論・歯科保健指導論 歯周病学

参照

災害時の準備とケアについて

こんにちは助手の高松です。今回は高齢者や体が不自由な方がいるご家庭の準備と災害時のケアについてお伝えします。
●避難する時は、入れ歯とケアグッズを忘れずに 就寝中など入れ歯をはずしている時に災害が起こり、避難する場合など、入れ歯を持ち出すのをつい忘れがちです。入れ歯がないと、食べるのはもちろん、誰かと話したりする時にも困ります。  避難の際には家族が「入れ歯持った?」とひと声かけるようにしましょう。義歯ケースや洗浄剤などのケアグッズはあらかじめ非常時持ち出し袋に入れておくのをおすすめします。●普段の食生活で使用しているものを非常時持ち出し袋に 高齢者の方など、普段からやわらかい食事を食べている方は、おかゆなどの保存食を非常時持ち出し袋に入れておきましょう。病気による食事制限やアレルギーがある方も、普段食べ慣れている食事を多めに備えておくと安心です。  また、飲み込みが苦手な方や手が不自由な方は、ご自身が使いやすいフォークやスプーンを用意しておくと役立ちます。
●避難生活では、入れ歯を常に清潔に 避難所では入れ歯を置く場所もなく、人前で入れ歯をはずすことに抵抗がある方もいるでしょう。でも、お手入れをせずに、入れ歯をつけっぱなしでいると、入れ歯まわりの粘膜を痛めることも。それがきっかけで、食べるのも話すのもおっくうになり、体調を崩すことにつながる場合もあります。  災害時も、入れ歯のケアを欠かさないように心がけましょう。入れ歯にも歯垢がつきますから、食後ははずして汚れを落とします。同時に、歯やお口の粘膜を口腔用ウェットティッシュやガーゼ、ハンカチなどでぬぐっておきましょう。  なお、入れ歯は乾燥すると劣化するので、はずしたら義歯ケースに入れて保管しましょう。ティッシュなどにくるんでおくと、ゴミと間違えられて捨てられるおそれがあるので要注意です。  密閉できる容器などがあると持ち運びにも便利です。●避難所で食事をするときの注意点 飲み込みが苦手な方は、食べるときの姿勢にも気を配りましょう。食べ物をのどに詰まらせたり誤ご嚥えんを防ぐためにも、横になったままではなく、座るか、少し体を起こしてから食事をしましょう。●健康な人も要注意。自分を後回しにしないで!「災害という非常事態には、健康な方でも体調を崩しやすくなります。特に子どもや高齢者のいる家族や、介護や福祉、教育に関わる方々などは他者を優先してしまう傾向があったり、また高齢の方々は他者に遠慮する傾向があったりするようです。『エコノミークラス症候群』をご存じですか? これは足の静脈に血の塊(血栓)ができて、それが肺に詰まり、呼吸困難や心肺停止、ひいては肺塞栓症(肺動脈血栓塞栓症)をひき起こす症状なのですが、災害時には50代女性に多くみられるというデータもあります。  特に普段から元気で健康そうな人だと、無理をしていることに自分も周囲も気づきにくい場合があるので、注意が必要です。災害から復興していくためには、健康な体があってこそ。一人で無理をしすぎず、悩みを一人で抱え込まず、みんなで声を掛け合っていけるといいですね                

  LIONより抜粋

オーラルフレイルについて

オーラルフレイルは8020運動を基礎とした、口腔の健康啓発運動の新たなスローガンです。これは、滑舌の低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増えるなどの口の些細なトラブルから始まるため、早めに気付き対応することが大切です。これらのさまざまな口の衰えは体の衰え(フレイル)です。
口腔の健康の現状80歳で20本自分の歯を有している人, つまり8020運動の達成者は, すでに2人に1人と5割を超えています。さらに平均寿命が男女とも80歳を超えた現在, 自分の歯の数だけでなく 80歳でも不自由なく快適に食事を摂ることができ, 口元の容姿に自信をもって, 楽しく会話できることが、口の健康の指標であると考えられるようになってきています.こういった状況を踏まえ, 高齢者の口腔の健康を支えるためには, 自分の歯の数を維持することに加えて, 口の働き(口腔機能)の衰えを軽視しないことの重要性が注目され.オーラルフレイルという概念が提案されました。オーラルフレイルは, 直訳すると口の虚弱ですが,このような口に関する些細な衰えを放置したり, 適切な処置を行わないままにしたりすることで, 口の機能低下, 食べる機能の障害, さらには心身の機能低下までっながる負の連鎖が生じてしまうことに対して警鐘を鳴らした概念でもあります.具体的には, 日常生活における口の些細な卜ラブル(滑舌低下, 噛めない食品の増加, むせ, 口元の容姿や口臭が気になるなど)を放置(もしくは軽視)してしまうと.これらの状態は, 相互に悪影響し合っさらに悪化していき, 食欲や意欲が低下したり、コミュニケーションの機会が減ったり食事のバランスが悪くなって, 栄養に偏りが生じたりします.さらに, 口の機能低下(咬合力の低下,舌運動機能の低下など)力S生じ低栄養サノレコペニア(筋肉減少症)のリスクが高まり, 最終的に食べる機能の障害を引き起こします自然な衰えとの違いこのような日常生活における口の些細なトラブルは, 誰しもが避けられない老化としてとらえることもできます.しかし, 自然な衰えである口の老化と才ーラルフレイルの違いは, オーラルフレイルが食欲や意欲の低下, 会話や外出, 外食の減少、さらには活動範囲の狭小化、社会的問題(孤立、閉じこもり), 精神心理的問題(うつ、認知機能の低下)と複合して生じる不自然な衰えであることです.しかし, これら口の些細なトラブルは.早期に適切な対応を行えぱ元の健康な状態に戻ることが可能です.反対に放置してしまうと生理的老化に加え, さまざまな口の機能の低下, それに関連する社会的問題, 精神心理的問題が相互に悪影響し合って, 口の機能の低下が加速度を増して進んでしまいます.この点が, 自然な衰え(老化)とオーラルフレイルとの大きな違いです.最初の一歩は, 気づき行動変容すること、以上のことを踏まえ, 東京大学高齢者社会総合研究機構の飯島勝矢教授を中心とした神奈川オーラルフレイルプロジェクトチームではオーラルフレイルを以下のように定義しています。「老化に伴う様々な口腔環境(口腔衡生など).歯数および口腔機能の変化, さらに心身の予備能力低下も重なり.口腔の健康障害に対する脆弱性が増加し.最終的に食べる機能障害へ陥る一連の現象および過程」このようにオーラルフレイルは, これまで,老化, 廃用として解釈されていた口の機能低下を可視化したモデルといえます.口の機能低下(口腔機能低下症など)および食べる機能の障害(口腔機能障害など)は, オーラルフレイルの概念を構成する一要因として位置づけられます.多くの人は, 加齢とともに低下する運動機能, 栄養状態, 生活能力を避けられない老化とあきらめ, 自ら活動範囲を狭めたり, 食べにくいものを避けたりしがちです.口まわりの些細な衰えから始まる現象を見過ごしていると, 自覚しないまま悪循環に陥り, やがて食欲が低下し、低栄養状態にいたります。こういった口腔に関連した、些細な衰えを自分ごととし行動の変容につなげることが、オーラルフレイル対策の最初の一歩となります。デンタルハイジーン2019.3参照 大石

口の乾きについて

こんにちは。受付の柏浦です。今回は口の乾きについて書きたいと思います。

「口の乾き」を訴えて歯科医院を訪れる人が年々増えているようには思いませんか?「口の乾き」の原因はたくさんあり、通常はいくつかの原因が重なりあっで乾しとなって出現しています。なかには睡液の量が減っていないにもかかわらず、口の乾きを訴える人もいます。

また、口臭を訴えている患者さんのなかにも、口臭が他人にはまったくわからないにもかかわらず□奥を訴える人もいます。このような恵者さんは、しばしば”原因不明”として扱われますが、ちょっとした心の問題を抱えていることもあります。

「口の乾き—ドライマウス—]

口の乾きは「ドライマウス」と呼ばれますが、これは厳密な病名ではなく、患者さんの症状の訴えに対してのよび名です。その原因となりうるものはたくさんありますが、実際に、ドライ

マウスを訴え外来に来る方でもっとも多いのが”原因不明”といわれる人たちです。

ドライマウスの原因としてよく教科書に登場するのは「シェーグレン症候群」ですが、実際には1割未満です。また、原因不明と考えられた場合でも、薬を服用していると、薬の副作用が原因と片づけられる場合も多いようです。

たしかに薬の副作用で睡液分泌量の減ることはありますが、実際に睡液分泌量低下と診断されることは少なく、わずかな分泌量の低下でも苦痛を訴えて病院に足を運ぶ人が多いのが現状です。

それよりも原因不明といわれる人たちのなかには、「うつ病」や「不安障害」などの精神疾患に罹ってる人、精神的ストレスを感じている人などが多いということを理解しておく必要があります。うつ病の患者さんの8割近くは口の乾きを感じていますので、ドライマウスを訴える患者さんをくわしく問診することで逆にうつ病がみつかることもあります。また人前で話をしなくてはいけないときや、大事なことをする前など緊張して口が乾くというのは誰もが経験したことがあると思いますが、このような状態が続いているのが不安障害ですのでこれがドライマウスの原因になることも容易に想像できるでしょう。

実際には、うつ病や不安障害との診断がつくほどの状態ではないものの、精神的ストレスがあることからすこし気持ちが沈み込んでいるとか、ちよっと緊張しやすい性格からドライマウスを感じている人が多くを占めています。またシェーグレン症候群の患者さんはうつ病や不安障害、ストレス状態が一般の方よりかなり多いとの報告がありますので、シェーグレン候群の患者さんでも、ドライマウスの原因として心の問題は無視できません。

「ドライマウス、口臭恐怖症への対応」

ドライマウス、□臭を訴えている方は、程度の差こそあれ心の問題を抱えている場合が多いため、話を伺う際には心理療法の基本である「支持的精神療法」や□ジャーズの「クライエンと中心療法」などの概念をつねに心がけておくべきです。

ドライマウスでは、症状へのこだわりや改善のための焦りが、さらに症状を悪化させていることがありますので、症状の改善に過度にこだわらずに、焦らずゆっくり取り組むことがむしろ近道であるのです。

デンタルハイジーン参照

子どもの受動喫煙による歯肉着色

受動喫煙で子どもの歯肉は黒くなる!? 
 
皆さんご存知のとおり、受動喫煙による子どもの害として瑞息、中耳炎、呼吸器疾患などがあげられますが、口腔内への影響としては歯周病、歯肉へのメラニン色素沈着が報告されています。ですから、初診で来院した子どもの口腔内をチェックするとき、付着歯肉のメラニン色素沈着が気になることがあります。そんな歯肉を見たときは、家族に喫煙者がいないか疑います。自分がその家族を担当していれば「やっぱり!」となることもしばしば。もちろん、両親がともに非喫煙者であっても、ほかの原因でメラニン色素沈着がみられる子どももいるので、家族に喫煙者がいると決めつけていけません。受動喫煙による子どもの口腔への影響について、こんなデータがあります。両親のいずれかが喫煙者であると非喫煙者に比べて5.4〜5.6倍、子どもの歯肉に着色がみられるという報告です。さらに、子どもの尿中コチニンの量と歯肉着色の関連を調べたものがあります。両親が喫煙者である子どもの場合、そうでない子どもより約30倍尿中コチニン量を認めました。両親の喫煙本数が増加すると子どもの尿中コチニン濃度も増え、またリビングでの喫煙でも増加しました。着色の濃い子どもほど、尿中コチニン濃度が高いという結果が出ています。やはり受動喫煙により子どもにメラニン色素沈着がみられるようになるのですね!メラニン色素沈着があることによって歯肉にどのような害があるのかはわかっていませんが、すくなくとも笑顔の印象には影響を与えるでしょう。 
 
こんな患者さんがいます。Tくんは1988年に6歳のときに初診で来院し、不定期ですがメインテナンスに来ていました。筆者が担当を引き継いだのは2008年26歳のときです。担当するにあたって過去の写真を見てみると、初診時から18歳前後までメラニン色素が濃いですが、2008年にはほぼありません。もちろんTくんは非喫煙者ですから「もしやお父さんが喫煙者であったのでは!?」と思い、残念ながら父親は当院には来院していないため、Tくんに聞いてみました。父親は1995年45歳まで1日約20本(25年間)の喫煙習慣があったそうです。父親は子どもの前では「吸っていない!」と言い張っているようですが、家族は「リビングで吸っていた」と断言しています。受動喫煙によるメラニン色素沈着が疑われ、また父親の禁煙によりメラニン色素沈着が薄くなっていると思われる症例です。Tくんの弟のYくんも来週していたので過去の写真をみると、歯肉にTくんと同様の現象がみられました。ちなみに二人の母親(非喫煙者)も来院していますが、歯肉の色に変化はありませんでした。やはり子どもは感受性が強いためか受動喫煙の害を受けやすいということがいえそうです。害を受けやすいですが、害がなくなれば元に戻るということもいえる症例です。 
 
 
デンタルハイジーン2019.9参照 
 
受付 山下 
 

歯ぎしりについて

こんにちは。歯科衛生士の秋山です。

今回は歯ぎしりについてお話ししたいと思います。

歯ぎしりは、睡眠の妨げになるだけでなく、歯や顎などに悪影響を与えます。歯ぎしりをしている人の割合は高いとされ、自覚していない人は少なくありません。
 
また、歯ぎしりの他にも、咬みしめ・食いしばりといった歯や顎に負担をかける口腔内の悪習癖(ブラキシズム)があります。
これらは、歯周病や顎関節症のリスクを高めるだけでなく、肩こりや頭痛などの原因にもなるため、適切な対処が必要になります。

そもそも、歯ぎしりはなぜ起こるのでしょうか?

歯ぎしりの原因はなんでしょうか?

歯ぎしりの原因は明確になっていませんが、ストレスや歯並びの乱れ、咬み合わせ不良などが要因と考えられています。
肉体的・精神的なストレスがたまると、歯ぎしりをすることによって発散していると言われています。

口腔内の悪習癖(ブラキシズム)の種類

ブラキシズムは、主に次の3つに分類されます。グランディングやタッピングは、音がするので家族に指摘されることもありますが、クレンチングは音がしないので気付きにくく、発見が遅れやすいです。

グラインディング上下の歯をギリギリと擦り合わせる習癖のことです。
クレンチング上下の歯を強く咬み合わせる習癖のことです。食いしばり・咬みしめはこれに該当します。
タッピング上下の歯をカチカチと咬み合わせる習慣のことを言います。

歯ぎしりなどのブラキシズムは、眠っている時だけでなく、
起きている時にも行っていることがあります。


気づいたら歯を食いしばっていた・カチカチと歯を咬み合わせていた、ということは珍しくありません。眠っているときは無意識ですが、起きているときに行っていることに気づいたならば、意識的に行わないようにすることが大切でしょう。

歯ぎしりを行うことで、歯の咬み合う面がすり減ってしまう・歯肉に負担をかける・知覚過敏を進行させる・顎関節症のリスクを高める・頭痛や肩こりなどの原因となるといった悪影響があります。

▶︎歯ぎしりが歯周病なり及ぼす影響

歯ぎしり自体は歯周病の直接の原因とはなりません。歯周病の直接的な原因はプラークですが、すでに歯周病を発症している場合は、歯ぎしりによって歯周病の進行が加速することがわかっています。

▶︎歯ぎしりが顎関節症に及ぼす影響

歯ぎしりをするときに上下の歯にかかる力は、通常の食事の際の力に比べて非常に強いため、顎関節にかかる負担が大きくなります。これが、顎関節症の原因になることがあります。

▶︎歯ぎしりとインプラント

歯ぎしりはインプラントにとっても危険です。

インプラントが骨と結合している最中に、歯ぎしりによりインプラントに強い力がかかると、インプラントが脱落することがあります。
また、インプラントに装着する被せ物(セラミックなど)が欠けたり、ネジが緩みが生じたりする原因となります。
インプラントや被せ物への負担を軽減するため、インプラント治療後は、就寝時にマウスピースを装着することがあります。
▶︎歯ぎしりの治療方法歯ぎしりに気づいたら、歯科医院で相談すると良いでしょう。
歯ぎしりの治療法には、生活習慣の改善・スプリント療法・
認知行動療法・薬物療法などがあります。

スプリント療法とは
就寝時にプラスチックまたはゴム製のマウスピース(ナイト
ガードともいいます)を使用することで、歯や顎関節にかか
る負担を軽減します。スプリント療法は保険が適用となります。 気になる方はいつでも聞いて下さいね!

ストローマン参照

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