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ドクターブログ

歯科医院ではクラスターゼロ? その理由は?

こんにちは。

副院長の安藤です。

再び緊急事態宣言となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

外出を控えている方もいらっしゃると思いますが、ヤガサキ歯科医院では通常通りの診療を行なっております。

また、H Pのトップページにもあるように新型コロナウイルスの感染対策として、様々な対策を行なっております。

さて、昨日のネットニュースで気になる記事を発見しました。

大阪府知事の吉村知事が、大阪府の5500もある歯科医院でクラスターがゼロという実態について発言したそうです。

Yahooニュースによりますと、北海道の2800ある歯科医院でもクラスター発生はゼロという事実。北海道科学大学の秋原志穂教授は「歯科医院は口腔内を診るのでクラスターや感染が起こりやすいと思うかもしれないが、従来からB型肝炎やHIVなど感染対策には相当の力を入れている」と説明。 

歯科医院では唾液や血液を扱うため、以前からグローブやゴーグルの着用は当たり前でした。患者さんごとのグローブの交換や、器具の滅菌やディスポーザブルの器具の使用など以前から当前の事として感染対策を行なっているのです。

このようなことが、クラスター発生が起きていない理由かと思われます。

新型コロナウイルスの流行に伴い、受付にパーテーションの設置や、来院された際のアルコール消毒、検温をお願いしておりますが、治療行為に関することで患者さんに感染を起こすようなリスクはありません。

また、待合室では密な空間とならないよう、定期的な窓を開けての換気、空気清浄機の設置なども行なっております。

以前のブログにも掲載しましたが、歯のクリーニングを行うことは口腔内の細菌数を減らし、免疫力を上げ、新型コロナウイルスの予防にも非常に有効です。メインテナンス間隔があいてしまうと、歯周病が悪化したり、むし歯ができても発見が遅れてしまったり、その後のお口の環境が悪くなってしまう可能性があります。実際に今年の小学校の歯科検診では従来6月実施のところが延期となり9月に検診を行いました。毎年歯並びの項目にチェックがつくお子さんは多いのですが、今年は例年に比べ、歯垢の状態の項目にチェックをつけたお子さんが多かった印象です。

お口の健康を守ることが、全身の健康を守ることにつながります。

みなさんのお口の健康を守るためにヤガサキ歯科医院はこれからも努めて参りますので、来院をお待ちしています。

安藤 ゆずる

初期虫歯

初期虫歯なら修復できる!
初期虫歯とは「穴の空いたむし歯の一歩手前」。

むし歯は、むし歯の原因菌が出す酸によって歯が溶かされ、歯に穴が開いてしまう病気ですが、初期虫歯は穴の空いたむし歯になる一歩手前の状態です。学校歯科健診では「要観察歯:CO(シーオー)」と呼ばれることもあります。痛み等の自覚症状がなく、見た目も健康な歯とほとんど変わらないため、見逃しやすいのが特徴です。よく見るとエナメル質が白濁していたり、歯の断面をX 線写真で見ると、表面は健康な部分と同じように白く写るのに、歯の内部はミネラルが溶け出していて密度が低く、暗く写ります。※初期虫歯は専門家の診断が必要です。

初期虫歯であれば、再石灰化によって修復することができます。丁寧に歯垢を落とすことに加えて、その再石灰化を促進する「フッ素ケア」がとても大切です。
大切なのはフッ素のチカラ!フッ素は、むし歯予防に関する様々な働きをしてくれます。フッ素配合ハミガキ剤を継続的に使用して、むし歯を予防しましょう。

酸の産生を抑制歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。再石灰化の促進歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させます。歯質強化歯の表面を酸にとけにくい性質に修復します。特に乳歯や生えたての歯は軟らかいので、フッ素配合のハミガキ剤を使い、歯質強化に努めましょう。

初期虫歯の修復を促進するフッ素唾液の中にはカルシウムやリンが含まれていて、溶けてしまった歯の内側に入り込み、元に戻す働きがあります。これを「再石灰化」といいますが、フッ素はこの再石灰化を効率よくする働きがあります。表面だけ残り内部がスカスカになった初期虫歯は、その状態が続けば、表面が崩れて穴の開いたむし歯になってしまいますが、フッ素によって「再石灰化」を促進し、修復することができるのです。


クリニカホームページ 参照牧野

睡眠とブラキシズム

こんにちは!歯科衛生士の中島です。
今回は睡眠とブラキシズムに関してのお話です。

♦︎睡眠を理解する

ノンレム睡眠とレム睡眠
睡眠時ブラキシズム(歯ぎしり)を理解するうえで,睡眠についての基礎知識は必須です。
睡眠している状態は大きく分けて“ノンレム睡眠”と“レム睡眠”の2種類に分けられます。
ノンレム睡眠は脳波による判定でさらに睡眠段階1から3までの3段階に区別され、一般に入眠する(眠りはじめる)と“浅いノンレム睡眠”から始まり、徐々に“深いノンレム睡眠へと睡眠が深くなっていきます。深いノンレム睡眠の後、睡眠が浅くなり今度はレム睡眠へと移行します。

レム睡眠では脳は活発に活動していますが、筋肉は緊張がとけいてる状態でいます。夢を見るのもこの睡眠段階です。ノンレム睡眠とレム睡眠は約90〜110分
で交互に出現し、睡眠周期をつくり、一晩に3~4回繰り返されます。朝方に深いノンレム睡眠は減少し、レム睡眠の時間が長くなります。


♦︎一過性の覚醒、マイクロアローザル
睡眠は発達・加齢とともに変化し、新生児では1日の総睡眠時間が約 16 時間で50%がレム睡眠ですが、成人では1日の総睡眠時間が7~8時間で約 20%がレム睡眠と次第に減少します。また、中年以降になると、深いノンレム睡眠が次第に短くなり、全体として睡眠が浅くなります。また、同じ睡眠段階にあっても、睡眠状態は20 ~ 60 秒程度の間隔で変化しています。たとえば“目覚め”に至らない 10 秒程度の短い一過性の覚醒”がしばしば発生しますが、これを睡眠検査ではアローザルあるいはマイクロアローザルとよび、睡眠分断の指標に用います。
この一過性の覚醒は、脳波の変化や心拍数の急速な増加を伴い、しばしば筋活動性が高まり体動とよばれる寝返りなどの運動と同時に観察されます。正常睡眠でも毎時 10~20回発生しますが、多発すると睡眠が不安定となり睡眠の質が低下します。
ただし、睡眠中の中枢神経、交感神経の活動はいずれも抑制されいます。睡眠の大きな目的である体を休めるため、こうした抑制機能が働いてるわけです。

♦︎睡眠時ブラキシズムのリスクファクター

睡眠時ブラキシズムが多因子性であることは広く認められています。文献的に報告されているリスクファクターをあげます。

まず、①「不眠症や睡眠時無呼吸症候群、睡眠時逆流性食道炎、周期性四肢運動障害など。睡眠障害との関連性が報告されています。

また、②中枢神経に作用する抗うつ薬、精神刺激薬など、特定の薬の服用が睡眠時ブラキシズムを悪化させることも報告されています。


③嗜好品についても睡眠前の過度な飲酒・喫煙、カフェインの過剰摂取などは睡眠時ブラキシズムを悪化させる可能性があります。


④社会心理学的要因、特にストレスは長きにわたり重要なリスクファクターとしてとらえられており、睡眠時ブラキシズムを自覚する人はそうでない人よりも不安傾向を示すことが多く、ストレスレベルが高いという報告が認められていま
す。また、日々の睡眠時ブラキシズムのレベルが日中に経験したストレスの影響を受けて変化することも報告されています。


⑤遺伝的要因についても数多くの報告があり、睡眠時ブラキシズムを自覚する人の家族、親族同様に睡眠時ブラキシズムが認められる傾向があることや、二卵性双生児よりも一卵性双生児のほうが2人がともに睡眠時ブラキシズムを自覚する頻度が高いこともわかっています。また、筆者らの最新の研究により、特定の遺伝子多型との関連性も明らかになってきました。
以上が現在、広く認められているリスクファクターですが、いずれの要因も、それのみですべての睡眠時ブラキシズムの発生を説明できるわけではなく、患者さんによってそれぞれの寄与度は異なります。たとえばストレスが強く発症にかかわっており、ストレスのレベルが高くなると睡眠時ブラキシズムが高頻度で認められる症例もありますが、そういった患者さんは全体の8〜10%ほどです。

デンタルハイジーン参照

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