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ドクターブログ

院内勉強会

こんにちは。副院長の安藤です。

先日、新型コロナウイルスの関係で開催がずっと中断していた院内勉強会を行いました。

全員マスク着用、換気を行い、感染防止に配慮しながら二人のドクターが症例を発表しました。

また、今回は初めて若手の技工士さんの発表がありました。

顎顔面矯正という、矯正治療の報告ではお子さんの矯正のケースでは3年前ほどは完全に受け口だった歯並びがきれいになりました。

大人になってからの治療では、ほとんどのケースで歯を抜くことになります。

もちろんそれでも見た目はきれいになりますが、歯を抜くことで噛みあわせが悪くなってしまったり、舌のスペースが狭くなってしまったり、問題も多くあります。

矯正治療は早めに始めると、メリットが大きいのです。

どのような治療もそうですが、きちんと写真をとって記録することは非常に大切だと感じました。

また、もう一人のドクターは歯の根っこの病気を外科的に治すという治療の症例でした。

根の治療とは、いわゆる神経の治療で経験のある方も多いと思います。

しかし、根の治療は通常の方法で治らないことがあり、そのような場合に適応したり、前歯などの被せ物がきれいに入っていて外して治療ができなような場合に適用されます。

この治療はマイクロスコープを使用することで飛躍的に治療成績が向上した治療法でもあります。

マイクロスコープでは治療の動画を録画できるので、動画を他のドクターや院長に確認してもらい、治療のフィードバックが可能です。

よく考えられていて、大変勉強になりました。

今回の勉強会では若手の技工士さんによる、模型作りのプレゼンテーションがありました。

みなさんのお口の中に入れている詰め物、被せ物は型をとって、石膏という材料を使って模型を作ります。

ここで誤差が大きく生まれてしまうと、詰め物や被せ物が合わなくなってしまうのです。

技工士さんはこの模型を誤差なく作る為、大変な作業をしています。

今回のプレゼンテーションの中では少し特殊な方法で精度を高めた模型づくりについて、教えていただきました。

私たち歯科医師は、皆さんのお口の中で形をつくった後、型をとりそのまま技工士さんにお願いすることが多く、詰め物が出来上がる細かい工程までじっくり見ることはあまりないのです。

提携している技工所では、かなり精度の高い詰め物、被せ物が出来上がってくるのですが、最初の模型作りの段階から細かい配慮がされており、非常に刺激になる勉強会でした。

なかなか大勢で勉強会を行えない状況ですが、Zoomなどを用いたり、Web配信のセミナーを見ることで勉強の機会を増やしていきたいと思いました。

安藤

フッ化物応用について

日本でもようやくフッ化物配合歯磨剤が主流になりました。不確かな情報ではありますが、 20年くらい前は、日本におけるフッ化物配合歯磨剤のシェアは50%を下回っていた。それだけニー ズが高まってきた証拠でしょう。せっかくフッ化物配合歯磨剤を”普通に”購入できるようになってきたのですから, ここではそのパワーを最大限に引き出す方法について考えていきます。
pH4.3の脱灰液の中に歯牙を入れておくと、歯は溶けていきます。エナメル質の臨界pHよりも低い為です。
ではそこにフッ素イオンが存往するとどうなるか実験した論文があります。その結果はフツ素イオンの濃度によって異なっていました。フッ素イオン濃度が低いと脱灰を防ぐことができず齲窩になりましたが、濃度が上がるにつれ表層下脱灰になり, ある濃度になると脱灰が認められなくなりました。そして齲窩と脱灰なしの境界のフッ素イオン濃度がだいたい0.05~0.1ppmでした。ということはフッ化物配合歯磨剤を使った後で, 唾液中に残るフッ素イオン濃度がこれくらいになってくれれば齲蝕抑制効果が出そうです。

そのためにはどうすればいいでしょうか?
まず、「十分な量の歯磨剤を使う」ということ実験によるとフッ化物が1,000 ppmの歯磨剤で0.5g くらいは必要。これは普通のノズルの歯磨剤で歯ブラシの半分程度の量です。ブラッシング後の洗口も気をつけましょう30mL程度の少量の水で, 洗口回数を少なくするように心がけましょう。たくさんの水を使ったり、洗口回数が多いとフッ素イオンが残らなくなってしまう為です。
歯磨剤に含まれろフッ化物にはフッ化ナトリウムやモノフルオロリン酸ナトリウム, フッ化第ースズなどがあるが、 臨床的には「フッ化物による差はないとされています.これらを使って行う歯磨きは每食後と就寝前が勧められていますが, 特に就寝前が大切です。なぜなら寝ている間は唾液が出ないので, その前にフッ素イオンが供給されると唾液の少ない分高濃度に保たれ齲リスクの高い時間を乗り切れるためです。これで唾液との相補性が確保される。日本では1,500 ppmのフツ化物配合の歯磨剤も認可されろようになりました。このフッ素のパワーを活かして家庭内での齲蝕予防を取り入れたいです。特別な物品を購入いただくわけではなく , 毎日使っている歯磨剤の”使い方”をちよっと意識するだけで, 効果が出るので, 経済性, 継続性が期待できると考えています。
大石
参考文献 デンタルハイジーン7月返信転送

あなたは大丈夫?自粛中の食生活

こんにちは。副院長の安藤です。

学校やお仕事が再開された方も多いのではないでしょうか。

感染者数もまだどうなるかわかりませんが、ヤガサキ歯科医院では緊急事態宣言解除前と同様、来院された方の検温、アルコール消毒をお願いしております。

先日、半年ぶりに来院されたお子様の患者さんが急激にむし歯が進行していました。

以前からおやつに気を付けましょうとお話しはしていたのですが、

お母さんから話を聞くと、自粛生活中ずっと家にいるので、食生活が乱れてしまったとのことでした。

子どもの患者さんに限った話ではありませんが、学校や幼稚園、保育園がお休みだと生活リズムが崩れ、いつも食べない時間に食事をしてしまったり、つい甘いものに手が出てしまったり・・・。自粛生活のスタイルはむし歯の危険がいっぱいなのです!!

学校が再開して少しでもリズムが整うと良いのですが。

むし歯はとにかく予防が第一です。

削っても溶けた歯は元通りになりません。

おやつは食べてはいけないわけではありません。上手に食べる事が大切です!

おやつの時間を決め、だらだら食べない事です。また、食べたら歯磨きをすること、できなければお水やお茶を飲むだけでもむし歯を防ぎます(日本小児歯科学会HPより)

また、むし歯を作る菌は砂糖や果物(特にジュース)に含まれる果糖が大好物です。

おやつは甘いものである必要はありません。

おにぎりや、甘くないお煎餅、さつまいも、生の果物、チーズ、無糖ヨーグルトなどはむし歯になりにくいです。

もし、甘い物を食べるなら飲み物はお茶かお水にするなど、工夫をしましょう。

健康のためにも砂糖の摂りすぎはよくありません。

だいたい25g以下が健康のためにも良いとされています。

25gというと・・・だいたい10gくらいは3食の食事中に含まれると言われます。

つまり、おやつでとっていい砂糖の量は10~15gです!

ゼリーやプリン一個分(100g)、ジュース(100ml)一本分、ヨーグルト飲料1本分、アイスクリーム、シュークリーム小さめのもの一個分くらいです。(製造元やメーカーによって多少異なります)

スポーツドリンクは500mlのペットボトルにおよそ35gの砂糖が含まれています!これだけで一日の砂糖の量を簡単に超えていますよね。

暑い時期に入りますが、飲み物も出来る限りお茶やお水で水分補給をしましょう。

新しい生活が始まり、色々とストレスが多い時期ですが皆さんお口の中も健康に過ごしていきましょう。

安藤

フッ素について

歯科衛生士の牧野です。今回はフッ素についてです。

<フッ素はどのように働くのか>

フッ素は、むし歯予防に関する様々な働きをしてくれます。フッ素配合ハミガキ剤を継続的に使用して、むし歯を予防しましょう。●酸の産生を抑制歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。●再石灰化の促進歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させます。●歯質強化歯の表面を酸にとけにくい性質に修復します。特に乳歯や生えたての歯は軟らかいので、フッ素配合のハミガキ剤を使い、歯質強化に努めましょう。


<子供の歯の健康のため、歯医者さんでフッ素塗布>

フッ素にはむし歯の原因菌の働きを弱め、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進し、歯の表面を強化してむし歯になりにくくする働きがあります。その為、特にむし歯になりやすい「生えたての乳歯」や「生えたての永久歯」を持つ子どもたちにむけて、フッ素を塗布して予防するフッ化物歯面塗布法を多くの歯科医院で実施しています。

<実は大人にもフッ素は重要>

大人になると、不規則な生活や、歯科治療などにより2次むし歯(治療済の歯が再度むし歯になる)になりやすく、むし歯リスクが上昇することがあります。また年齢が進むにつれ、歯周病によって歯茎が下がってしまい、セメント質とよばれる表面が弱い部分が露出し、むし歯になりやすくなります。歯科研究では、フッ素配合ハミガキ剤を使うと歯の根元のむし歯を67%も抑制可能という結果も存在します。フッ素ケアは大人にも非常に大切なケア方法なのです。

<フッ素を口に長く残すハミガキ剤を選ぼう>

*フッ素配合のハミガキ剤は多いフッ素にはむし歯を予防する効果があるため、市販のチューブタイプのハミガキ剤の約90%にはモノフルオロリン酸ナトリウムやフッ化ナトリウムなどのフッ化物が配合されている程、フッ素配合のハミガキ剤は一般的なものとなりました。*フッ素を長く留めることが大切フッ素は歯磨きをしたあとも歯や粘膜などに残り、少しずつ唾液と混ざり合って口の中で効果を発揮します。だからこそ、フッ素は長く留めることが大切です。

ライオン クリニカ ホームページ参照

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