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高齢者や要介護者への歯ブラシの選び方

こんにちわ。受付の信徳です。最近、患者様から“要介護の家族を抱えている”という話をよく聞きます。そこで今回は、高齢者や要介護の方への歯ブラシの選び方を紹介したいと思います。 

《歯ブラシ》歯ブラシには形、毛先の状態や硬さなどが異なる数多くの種類があります。どの歯ブラシにも一長一短があり、高齢者や要介護者への歯ブラシの選択は簡単ではありません。まず、全身状態やお口の中の状態を把握しましょう。例えば、全身状態では腕の可動域、握力の強さなどです。そして、お口状態では、歯茎の状態、歯列や残っている歯の数などがあげられます。またセルフケアが出来るのか、介助磨きなのかによっても歯ブラシの選び方は異なります。

[介助磨きの場合]毛の硬さ→軟らかめヘッドの大きさ、小さめ毛先→細め、毛の素材→ナイロン製

[セルフケアの場合]毛の硬さ→軟らかめ、ヘッドの大きさ→小さめ、毛先→細め、毛の素材→ナイロン製、持ち手→少し太め 

《電動歯ブラシ》歯ブラシを動かさなくてもゴシゴシと磨いてくれるイメージが強い電動歯ブラシですが、使用法はその種類によって大きく3つに分かれます。

[高速運動電動歯ブラシ]高速運動電動歯ブラシは、ブラシ部分が内蔵された小型モーターにより2000〜7500回/分、回転あるいは往復運動をします。多くのタイプはブラシを動かさなくてよいので、高齢者や要介護者には適しています。ブラシの交換は3カ月が目安です。

[音波歯ブラシ]音波歯ブラシは、3万〜5万回/分、音波振動を発生させて、細かい泡や水流により汚れを除去します。またブラシが動くので自分で動かす必要がありません。

[超音波歯ブラシ]超音波歯ブラシは、歯ブラシの先端に電圧をかけて100万〜150万回/分の超音波を発生させて汚れを浮き上がらせるとともに、細菌の結合力を低下させるといわれています。しかし、手用歯ブラシと同じく口の中で動かさなくてはならないので、セルフケアが可能な方向けです。

 《歯間ブラシ》歯ブラシと歯間ブラシを併用すると、約85%まで汚れを除去できます。ただし人によって、また部位によって歯と歯の間隔の大きさは異なりますので、その間隔に合った毛先の太さを選ばなくてはいけません。大きな間隔に細い毛先の歯間ブラシではその効果は低下し、小さな間隔に大きな毛先だと歯肉を傷つけてしまいます。

 《デンタルフロス》デンタルフロスは歯間ブラシと同様に歯と歯の間の汚れ除去を目的に使用します。高齢者や要介護者は、糸巻きタイプよりもホルダータイプの方が使用が簡単です。デンタルフロスにはノンワックスタイプとワックスタイプがあります。ノンワックスタイプは、フロスが滑らないので汚れの除去効率は良い反面、挿入時に毛羽立ち挿入が難しいことがあります。ワックスタイプは、滑りが良く歯間部に挿入しやすいので、高齢者や要介護者には適しています。

  それぞれの特徴を生かして、お掃除しやすく合ったものを探して使用してみましょう。食事を一生楽しむ為にも、歯は本当に大事にしたいものですね。 

参照 デンタルハイジーン